ガラスの五十嵐桃子さんは、
ruriroでは2019年「アートのある家」で
初めてご紹介した作家です。
当時は武蔵野美術大学の助手さんでした。
その後金沢の卯辰山工房を経て独立。
作品にますます磨きがかかり、
透明感を美しく魅せる作品を作っています。
↑「one day (S)」72ミリ×72ミリ× 高さ68ミリ他に「one day( L)」102ミリ×102ミリ×90ミリもあります。二つの色の重なり、変化が美しい一瞬の空気や光、感情など
美しいと感じたものを
ガラスに記録、保存する…
須恵さんの日本画と作り出す空間は、
写真ではなかなかご紹介できないものです。
川越、遠いかもしれませんが、
現実空間でぜひ!
もう一つのシリーズ「piece」蓋になっています。色、自然の一部を感じさせる模様は一つ一つ異なります五十嵐桃子プロフィール
1993 新潟県生まれ
2016 武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科ガラス専攻 卒業
2017-2021 武蔵野美術大学 助手
2023 金沢卯辰山工芸工房 技術研修者 修了
2023- 新潟市にアトリエを構え制作
須恵朋子五十嵐桃子展 〜清澄風景〜
2023年7月1日[土]ー16日[日] 11:00 ー 18:00 最終日16時迄
10[月]、11[火]休み
須恵朋子の描く壮大な自然。五十嵐桃子の透明な色の変化。
深呼吸をしたら、体の中が心地よくリフレッシュされるようです。
二人の作家の涼やかな風を、7月のruriroでどうぞ。
『神の島』と呼ばれる沖縄の離島・久高島をテーマに描いています。
久高島の海や空を眺めていると、
自分の存在が久高島の自然の中に溶け込んでゆくような
不思議な感覚に陥ります。その感覚を描き残そうと制作しています 。 / 須恵朋子
景色を見た時の空気や光、その時の感情など、
一瞬で過ぎ去っていってしまう美しいものを記録し、
保存したいと思いました。
形のないそれらを閉じ込めるものとして
容器を主に制作しています。 /五十嵐桃子
art space ruriro
埼玉県川越市田町2–6
TEL:049-290-2391
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