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アートと暮らし 心の色ruriro


by ruriro
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初日から、グッズに並ぶ人の群れを見ていたので、混雑覚悟で出かけました。
午前中に入ったので、混んではいましたが、展示はなんとかスムーズに見て回れました。すごいパワー!力溢れる作品の数々。てん、てん、てん…様々な点の力が溢れていました。ものすごく強いのに、ずっと見て居たい。
”宇宙の果てまで戦いたい。倒れてしまうまで”とご本人のコメントにありましたが、もう、戦いが凄まじく、言葉が出てこない…言葉では語れない。
何か彌生を感じていたい。と、気が付いたら、…グッズの列に並んでいたのでした。

ただひれ伏す\"草間彌生 わが永遠の魂\"_d0347031_15390926.jpg


# by ruriro | 2017-04-06 15:25 | 日々のつぶやき
デビットボウイ展に惹かれて天王洲アイル駅へ。見た人が描きこんでいる入り口巨大ポスター!
天王洲、ボウイともう一つ!_d0347031_23034964.jpg
懐かしい自分自身の思い出と重ねながら、多才なボウイの人生をたどり、独特な歌声とファッションと映像の余韻に浸りながら、次の目的地へ。
現代アートのギャラリーが揃って4つ入った元倉庫スペース。一度覗いてみたかったのです。ボウイ展会場から歩くこと5分ほどで、目的地に到着。大きな業務用のエレベータに乗り、3階に向かいます。有名ギャラリーが連なり、恐る恐る…ここまで来たのでえいやっ!!どのギャラリーもとっても入りやすくかったです。
業務用のエレベーターを降りるときには、閉じるボタンを押し忘れないようにとの紙が。忘れると約1分、"ブー♪"が鳴り響きます。(私も鳴らしました)
天王洲、ボウイともう一つ!_d0347031_23035062.jpg
5車線の太い道路が走り、太い川が流れ、大きな倉庫が並ぶ。空も川もあるのに、巨大な何かに飲み込まれそうな、なんとなく人工的な感じのする都市風景。人の気配を感じない未来都市のようなその中に、普通の生活がある。配達の人の姿、歩いたエリアで見かけた保育園が2つ、細い道には買い物袋を前カゴに入れた自転車の女性数人がおしゃべりをしている。異なる二つの空間が一つの場所で同時進行しているような…不思議な感じ。
ボウイと私が同時代を生きていた…この感覚も近いかな?うむむ。


# by ruriro | 2017-03-31 10:50 | 日々のつぶやき

桜の蕾

桜の木が、そろそろと小さな蕾をつけている姿を見かけました。自然の移り変わり、季節を感じるのは楽しいなあと思います。
桜の蕾_d0347031_22502571.jpg


アートセラピーという世界と出会って約3年。心理の勉強か美術の勉強か…進む道を迷っていた高校生の頃を思い出します。二つの道が一つになったようなアートセラピーの世界。長い年月を経て、学ぶきっかけと出会い、アートと心の関係を様々な体験を通して学びました。学ぶほどに深く、さらに学び続けたいと思っていますが、昨日は一つの区切りを迎えました。
心の状態を確かめたり、感情を引き出すことによって味わったり、私自身がアートの持つ力を強く確信した3年間でした。嬉しいことも、寂しいこともたくさんの想いを感じ、心の深くから無意識に出てくるアート表現が私自身の心を整理し、癒してくれました。人に見せるためではないアートワーク。自分でも気づいていない心の奥深くの状態が表れるアート。
さてさてruriroも未だ蕾。固定の場所はありませんが、様々な想いを伝えるアーティストの創作の展示企画、自分の心の状態を整理するアートプログラムの提供やカウンセリング、少しづつ出来るカタチで人々の暮らしとアートの世界を繋げてゆきます。
暮らしとアートの距離がもっともっと近づくように。多くの人の心が、豊かに満たされることを信じて・・・

# by ruriro | 2017-03-21 10:42 | アートセラピー

季節を感じる…

季節を感じる…_d0347031_17085735.jpg

明日から3月。小さなスペースで飾ろうと、ずいぶん前の時間に振り回されていた時代に、ふと目について購入した陶器のひな人形。その頃の自分にちょうど良い大きさとお値段だったひな人形。
季節を感じ、飾るとちょっとだけ心にゆとりが出来て、自然と顔も綻ぶ。ああ、ひな祭りの季節だなあ…と、今年も小さなスペースに飾って、その頃の生活を思い出し、心が喜んでいる感覚を味わっている。心が味わうこと、ruriroでも提供してゆきたいな。

少し時間がたってしまったが、家の中の邪気を払い、福を迎えるという節分。今でもあるのかわからないが、生まれ育った地域では、節分には、幼児と小学生が、手ぬぐいを2枚重ねた袋を持って、近所の家を回り歩くという行事があった。家の主人が、子供たちを招き入れ、豆と一緒に小銭や菓子やみかんなどを撒く。子供たちは、「鬼は外」「福は内」との声に合わせて飛んで来る菓子類を拾っては袋にいれ、次の家へと回り歩く。毎年2月になると、おこづかいが少し増え、おやつが手ぬぐい袋にいっぱいになり、子供心は満足感で満たされる。
風の流れ、空の色、樹木の変化に季節を感じる。自然と共に刻まれる、暮らしの中に生きている年中行事。一つの行事が来るたびに、一年という時の流れを感じる。
自然と共に人の暮らしがあり、暮らしの中で生まれたモノ。大切に繋げてゆきたい。
# by ruriro | 2017-02-28 16:50 | 日々のつぶやき | Comments(0)

始まりの出来事

数日前に、上野の科学博物館で「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニヨン人が残した洞窟壁画〜」を見た。現在わかっている最古の芸術と呼ばれる洞窟壁画。本物は保存のため、現在では研究者も入る事が難しいらしいが、技術を駆使して再現した壁画を中心に、画材や道具なども展示されていて、興味深かった。クロマニヨン人も、針と糸で裁縫をし、貝殻やビーズなどのアクセサリーで身を飾り、顔料を用い、トナカイをおやつに壁画を描いていた 。その壁画を読み解く楽しさ…当時の人々が何を思って、壁画を描いていたのか…想像するだけで楽しく、ワクワクする。アートに惹かれる原点を感じたような気がした。
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その後、大学の卒業生の有志で開催しているカラーパーティーという展示の開催期間中だったので、上野から吉祥寺へ向かった。カラーパーティーは色彩心理の研究者で、作品作りをしていた恩師が「色で遊ぶ」というコンセプトで何か出来ないか、と、投げかけたことから出発している。毎年のようにさまざまな色をテーマに、卒業生の有志や、その他興味のある人が集まり、縦と横の広がりを持つグループ展示だ。そして、会期中にテーマの色のパーティーをする。色の表現に興味を持ち、進学した私が、色彩心理について学び、さまざまな仕事を経て…振り返ってみれば、色彩は常に気になる存在として、人生に関わっている。この色彩心理の学びが、この先も関わってゆくであろうアートの世界への入り口だったように思う。どんな物事にも始まりの出来事があるんだなあ…と、改めて感じた日だった。


# by ruriro | 2017-02-10 10:47 | 日々のつぶやき